ヘルペスは性感染症の種類の1つの病気であります。名前は、「性器ヘルペスウイルス感染症」といい、それは性感染症における女性ではクラミジア感染症に続く第二位に位置し、男性においては淋菌感染症やクラミジア感染症に続く第三位の位置を性器ヘルペスウイルス感染症が占めています。性感染症において臨床的にとても重要な疾患であり、増えることがある恐ろしい病気なのです。 性器ヘルペスの臨床症状と臨床経過ですが、 まず、 性的接触の感染機会の有無と潜伏期間、ヘルペス感染症がすでに起こっていないかを確認します。
次に、大腿後面の神経痛様の疼痛、外陰部掻痒感、違和感などの前駆症状の有無の確認を行います。 他にも、外性器の有痛性の水疱や潰瘍病変などの外陰症状はないかと、鼠径リンパ節や持続期間の有痛性腫脹がないかどうかということと、過労、持続期間、月経、ストレスなどの再発要因の有無の確認。そして、ステロイドホルモンの投与、抗癌剤、放射線照射、妊娠などの細胞性免疫能低下因子の有無なども確認することがとても大切になってきます。では、具体的には病原体の単純ヘルペスウイルスはどういったものなのでしょうか。
ます、1型と言うタイプがあり、主としては口唇ヘルペス、歯肉口内炎、ヘルペス性角結膜炎など口や眼や脳などの上半身に、時には性器にも感染します。一方、2型と言うタイプは、性器などの下半身にのみ感染するといわれています。ということは性器には両方とも感染することがあるということがいえるのです。性器ヘルペスウイルスの感染症の病原体としては単純ヘルペスウイルスであります。抗原性の違いにより単純ヘルペスウイルスは1型と2型に分けられるのです。
女性の場合には膣や外陰部を中心として疱疹や潰瘍を形成する疾患であり、初めての感染のときにはとても激しい疼痛を伴う事が多いようです。もしも妊婦さんが感染した場合には、児への垂直感染の産道感染の予防がとても重要となります。 以前では、ほとんどの妊婦さんが乳幼児期に周囲の人々との接触によりタイプ1型のウイルスには感染して抗体を持っていました。しかし、近年では衛生状態の改善や核家族化などの影響で抗体を持っていない人が増えています。