やっかいなウイルスのヘルペスウィルスはエタノールに弱いということをご存知でしたでしょうか。エタノールとは薬局などで簡単に手に入ります。一般的に食器、タオルなどの細胞外に付いたヘルペスウィルスは、乾燥や熱や紫外線などの物理的因子に対する抵抗力が非常に弱く、簡単に不活性化します。通常のウィルスが混入した材料は数分間100℃で煮沸させたり、数十分の紫外線照射でしっかりと消毒ができます。消毒対象物及び使用場所に関しては、消毒剤の種類及び消毒法を選定する必要があります。
しかしここで注意が必要なのです。魚に対する毒性が消毒剤には強い薬剤が多い、そして、人や環境にも大きな影響を及ぼすことが考えられるものもあるので、使用には十分な注意が必要なのです。この消毒方法は物として、便器やドアノブ、家具のみに対して行ってください。患部への使用は絶対にしないでください。悪化する可能性があるのです。患部への消毒は病院で処方された薬を使用してください。病原体への消毒剤の作用機序を理解し、人体や水産生物への影響を念頭に消毒を実施するのです。
唇などの発症の時には針で水疱をつぶし、中の液体のものをコットンやティッシュなどで吸い取らせたのちに、エタノールで消毒する方法があります。これはおすすめすることではありませんが、ヘルペスを研究されている先生に早く治る荒療法のようなことを教えていただいたものです。使用に当たっては消毒剤の用法や要領をきっちりと守り、過剰な使用をさけるべきでしょう。そして使用に際しては、マスクやゴム手袋、メガネや合羽を着用したうえで、薬剤が身体に付着しないようにします。
薬剤は使う都度に調整し、保存は暗所、低温遮光、密封などそれぞれの薬剤に応じて決められた方法で行ういます。さらに、使った後の薬剤の廃棄には十分に留意し、中和や分解が必要な薬剤については、適切に処理して廃棄します。針でつぶした後すぐにエタノールを使って消毒してください。そしてなにより心がけなければいけないのは、使用するタオルを別にすること、外出は良くなってしまうまでは控えるようにしましょう。