病院では様々なヘルペスの検査を行っていますが、ヘルペスに感染したかどうかを確認するには、どのような検査方法があるのでしょうか。最も有名なのが、「蛍光抗体法」と「酵素抗体法」ではないでしょうか。 少々専門的な話になってしまいますが、病変部から酵素抗体法や蛍光抗体法によって単純ヘルペスウイルス抗原を検出することで感染を確定することができます。しかし、感度は低く偽陰性も半数ほどです。ヘルペスは自然治癒する病気ではありますが、再発率がとても高い病気なのです。ですので自然治癒をするとはいえど、もしも感染してしまったらかならず病院で医師に診てもらわなければいけません。
検査方法は細胞診です。 細胞診とは、強く病巣部分を擦過して細胞を採取します。そして単純ヘルペスウイルスの細胞融合作用の結果となる多核巨細胞を観察するのです。しかし、単純ヘルペスウイルス以外の微生物も同じような巨細胞を形成することもあり、特異性はそれほど高くありません。そして、血清抗体測定では、 初めて感染した初発型では抗体価の上昇が診断するうえでの根拠となりますが、再発型では抗体価の推移はさまざまであるのです。 帯状疱疹の検査内容に、「Tzanck試験」と呼ばれる検査があります。出てきた水疱の水疱液を抽出しギムザ染色を行います。
そして細胞診で、ウイルスの感染から膨化したウイルス性巨細胞を検出するといった内容の検査であります。保健の効く病院などで、普通に診察をしてもらうことが出来ます。内科や皮膚科、性病科になるでしょう。検査は、顕微鏡または血液検査によって行うことになります。角膜の知覚が低下することが、角膜ヘルペスでの特徴ですので、角膜の表面をナイロン糸の先や綿花の先で触れて、わかるかどうかを検査します。
角膜ヘルペスの検査方法ですが、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査を使った実質型では円板状角膜炎、上皮型では樹枝状角膜炎(じゅしじょうかくまくえん)、などの特徴的な所見が診断に役立ちますが、特徴的な所見を示さないことも多くあります。その場合は、角膜の悪い部分をこすり取ったり、涙を採取したりして、その中にウイルスがいないかどうかを調べます。 しかし通常では、ウイルスを分離するのはごくわずか一部の専門の施設でしか行えないため、ウイルスのDNAを検出するためのPCRという方法が使われているのが現状です。