手のひらのほくろは、テレビや情報番組で取り上げられている足裏のほくろと同じように注意しなければならないと考えられています。悪性黒色腫(メラノーマ)という皮膚癌は、日本人では足の裏と手のひらによく見られるからです。太陽の紫外線があまり当たることがない足の裏や手のひらのほくろは、何らかの外傷が原因でできるのではないかと考えられているのです。
手のひらにほくろができた場合は、「急激に大きくなったりしていないか」「大きさが5mm以上ある」「形がいびつである、いびつになった」「ほくろから出血がある」という症状が一つでも該当する場合には、皮膚科で受診をオススメします。ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の区別はそれほど難しくないので、少しでもおかしいなと思ったら、早めの受診が大切です。
一般的には、足の裏や手のひらのほくろは悪性になりやすいと言われていますが、実際には良性のほくろが悪性化することはかなり稀なことです。悪性黒色腫(メラノーマ)はほくろから変化したものではなく、小さい(ほくろだと思っていた)うちからすでに悪性である場合がほとんどなのです。ですが、小さなうちは良性のほくろと区別がつきにくく紛らわしいので、少しでも悪性が疑われる場合には予防ですべてを切除し、病理検査を実施しましょう。
ほくろ占いでは、「活きぼくろ」と「死にぼくろ」といわれているものがあります。活きぼくろとは黒く艶のあるほくろで、死にぼくろとは、茶色っぽくて艶のないほくろをいいます。どちらのほくろで、手のひらのどの位置にあるのかによって運勢がずいぶんと違ってきます。手のひらには丘があり、金星丘、月丘、木星丘、土星丘、太陽丘、水星丘、第一火星丘、第二火星丘、火星平原と呼ばれています。
手のひらのほくろが金星丘にある場合は、愛情問題の発生、肉親との争い、離別といった不幸を暗示しています。木星丘にほくろがある場合は、社会的信用の喪失を意味しています。土星丘の位置にほくろがある場合は、自分の不注意で災難にあうなどの悲運を表しています。太陽丘にほくろがある場合は、見栄っ張りが原因で名誉を失うといった意味があります。水星丘にほくろがある場合は、金銭面での失敗や事業の失敗などを表しています。
このように手のひらのほくろには、とても大きな意味合いがあります。どうしても気になってほくろを取りたいという人は、ほくろの意味を理解してからほくろを取ることをおすすめします。